いたい

甘いものでしみる・痛い

スイーツやジュースなどによりおこる痛みを甘味痛といい、数秒から数分でおさまる痛み。虫歯による可能性があります。軽度のことが多いです。

冷たいものでしみる・痛い

水を飲む、歯磨きの時におこる症状で電撃が走るような感覚と表現され、数秒でおさまる痛み。虫歯もしくは知覚過敏の可能性があります。なお熱いものでしみる時は歯の内部の神経まで症状が進行している可能性があります。ケース３の症状に移行することも多いです。

ズキズキ痛い

何もしていない状態でも強い痛みがあり、持続的な痛み。痛み止めを飲んでも効かないなんてことも。歯の神経まで進行している虫歯もしくは歯ぐきの急性炎症の可能性があります。治療としては神経をとる治療（抜髄・感染根管治療）などの回数のかかる治療や抜歯になることが多いです。

噛むと痛い

食べ物を噛んだ時や噛み合わせた時におこる痛みで、噛んだ時のみにおきる痛み。詰め物の不適合やくいしばり、歯の破折の可能性があります。この症状に関しては歯が原因だけでない可能性もあります（ストレスなど）。歯が割れてしまった場合は抜歯になることもあります。

ぐらつく

歯が揺れることの多くは歯を支えている骨が何らかの原因により溶けている状態です。原因としては歯周病、くいしばり、歯の神経の炎症によるものが多いです。歯周病による場合だと全体的に進行しやすく抜歯などの非保存的治療となる可能性があります。くいしばり、歯の神経の炎症による場合は治療により改善するケースが多いです。

しみる

原因1

知覚過敏

知覚過敏は主に歯の内部にある象牙質が露出することで起こり、水や風の温度差、歯ブラシなどによる擦過刺激によって引き起こされ数秒で症状が落ち着き、無症状の時期があるなどの特徴があります。本来内部にあるはずの象牙質が露出してしまう原因はいくつかあります。くいしばり・歯ぎしり、強いブラッシング圧、歯周病による歯ぐきの退縮が考えられます。多くは治療により改善することが多いですが生活習慣の影響もあるためなかなか改善しないこともあります。

原因2

むし歯

むし歯によって歯の表面が溶け出して症状がでます。知覚過敏と異なり一定の症状が続き悪化する恐れがあります。

歯が抜けた

治療方法-1

入れ歯（保険適応）

人工の歯、床、金属フックからなる修復方法です。取り外しができるため掃除や修理もしやすく長期的な治療が簡単です。噛み心地は本来の歯には及ばないのと大きさによる異物感はありますがお口全体としての噛み合わせを回復できたりとメリットは多いです。金属を使用しない入れ歯（保険適応外）も選べます。

治療方法-2

ブリッジ（保険適応）

両端にある歯を使って橋渡しの様に歯を作る修復方法です。義歯と異なり土台となる歯に接着するため外れることがなく噛み心地も良好です。両サイドの歯を削る必要があるのと、治療が必要になった時壊して外す必要があります。白くできる範囲には制限があります（除く保険適応外）ので詳細はご相談ください。

治療方法-3

インプラント（保険適応外）

インプラント治療は1本の歯がなくなった場合から全部の歯がなくなった場合まで、適用できる修復方法です。骨に直接埋め込むので噛み心地は元の歯に限りなく近い状態です。保険適用外なので金額が高額になることと、ご自身によるプラークコントロールや定期検診といった口腔内を清潔にできる環境でないとお勧めは出来ません。

その他

お悩み-1

親知らず

親知らずとは、前から8本目にある歯のことです。生えてくる人と生えてこない人がおり、生えてきた場合でも顎が小さいため斜めに生えたり一部が出てきただけで歯ぐきに埋まったままでいたりすることが多く、痛みや炎症を招く恐れがあります。また、歯ブラシが届きにくいことからむし歯や歯周病を引き起こしやすく、隣の歯に影響をもたらすこともあります。抜歯の場合は治療説明を行ったのち麻酔下にて行います。
※ 画像診断、診察にて当院での抜歯が困難と判断した場合は近隣の大病院へ紹介する場合もあります。

お悩み-2

顎関節症

顎関節症では、顎の痛み・疲れや口を大きく開けられない、口を開けようとすると音がするなどの症状があります。治療が必要となる場合もございます。気になる症状があればお気軽に相談して下さい。